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Libretto20にNetBSDをインストールしたときのメモ

Libretto20にNetBSD/i386 1.5ALPHAをインストール

用意したもの

  • 当然Libretto20本体
  • 以前ff1100から取り外した3GBのHDD(MK3212MAT)
  • イーサカード Corega EtherII PCC-T (モバギの時と同じもの)
  • 借り物のLibretto用FDD
  • その他PCカード類

1.まずHDD換装

とりあえず、HDDの換装をした。
今まで換装してきたサブノート/ミニノートは分解が必要だったのに、Lib20はそれがない。とても簡単だった。
電源をONしてみるが、メモリカウントのあと、うんともすんともいわない。
どうやらきちんとWindowsのFDからFDISKする必要があるようだ。
BSDでもいいのかもしれないが、以前、ハイバネ領域がどうたらいう話を聞いたことがある。いちおうということで。
95の起動ディスクから「FDISK /MBR」「FDISK」で、自動的にはアクティブにしてくれないらしい。
そんなもんだっけ?

2.インストールにひと苦労

NetBSD1.4.2のFDからブートしてみた。
起動後、イーサカードに差し替えると、「device not configured」??
ne2000互換なのにカーネルが対応していない?
しかたなく、FreeBSD3.4も試すが同じ。さらにVineLinux2.0もダメ。PlamoLinux2.0もダメ。
SCSIやNinjaATAの外付けHDDもだめなようなので、ATAPIのCDROMドライブを借りてきたが、やはりダメ。
たっぷり4時間は試行錯誤しました。
いい方法が思いつかなかったので、新しいバージョンにしようと思い、FreeBSD3.5を検討したが、なれているNetBSDの1.5を選択した。
まだALPHAだが、ELFになったようだし、使ってみたかった。
ただ、モバギのときに、最新スナップショットで失敗してるので、ちょっと躊躇したけど…
なんと!すんなりカードが認識するではないか。
その後はいつもどおりのインストール作業。
ちょっと気を使ったのは、パーティションをすべて取らず、「DOSからタイプ変更」という方法にした。
ハイバネーションされてしまったときにファイルシステムが破壊されてはかなわない。

3.make

インストール後、起動して、さわってみて、「思ったより速い?」と感じたが、
makeが異様に遅い。さすがに486の25*3だ。9821Xpと違ってL2キャッシュもない。メモリも16MBだ。
でも、カーネルのconfigだけで1分とか、perl5.0のmakeからインストールまでに3時間かかるとか、ちょっと遅すぎる気がする。
まぁ、DNS、DHCP、samba、apache、netatalk、くらいは平気だろう。問題はsquidやdelegateだが、ダメなら諦めがつくので問題なし。
それよりも、思った以上に静かだったのは収穫だ。ff1100やC1XFはファンがついてるからだろうな。